画像: Lording

monom & IMG SRC
Memory Clock

博報堂のプロダクト・イノベーション・プロジェクト「monom(モノム)」と共同で、家族の写真を撮影された日付と連動させて映し出す時計「Memory Clock(メモリークロック)」を開発しました。

Memory Clockは、家族の思い出を刻む時計です。内部に埋め込まれたディスプレイに思い出の写真が、撮影された日付と同じ日に映し出されます。スマートフォンやタブレット、パソコンを通して、家族みんなで思い出の写真をMemory Clockにためていくことができます。さらに、複数のMemory Clockを同期させることで、離れて暮らす家族とも、同じ時間に同じ写真を共有することができます。

インターネットやスマートフォンをはじめとしたテクノロジーによって、遠く離れた世界と簡単につながれるようになった現代。一方で、一番近くにいるはずの家族が一緒に過ごす時間は、減少傾向にあるといわれています。また、デジタルカメラやスマートフォンの普及によって以前に比べ写真を撮るシーンが格段に増えている一方で、撮った写真を見返す機会はそれほど増えていないように思います。こうした背景の中で、テクノロジーによって家族をつなぐプロダクトをつくることはできないか、という想いから開発をスタ―ト。リビングにある時計に表示される写真によって家族の思い出がふとした瞬間によみがえることで、家族を想う時間が増え、家族の絆がより深まっていくことを期待しています。

Memory Clockのコンセプトモデルは3月に、虎ノ門ヒルズで開催された日本テレビの番組「SENSORS」のリアルイベント「SENSORS IGNITION 2015」と世界最先端のクリエイティブな祭典「サウスバイ・サウスウェスト」のトレードショーにて展示され、現在は市場に出すために共同で量産、販路開拓を行っていただける製品化パートナーを募集しております。