
(日本語) CITIZENのスポーツウオッチブランド「PROMASTER」のグローバル・キャンペーン「Save the BEYOND」における、コンテンツ企画、デザインビジュアル制作、国内向けサイト/グローバルサイトの情報設計からフロントエンド実装などのクリエイティブワーク全般を、2020年に引き続き、イメージソースで担当させていただきました。
キャンペーン3年目を迎える2021年の本プロジェクトでは、「VOICE OF THE DEEP」というコンセプトのもと深海に焦点をあて、二酸化炭素を貯蔵し気候変動を緩和する重要な役割を果たしながらも神秘的で謎に包まれたその姿について、ディープダイビングのスペシャリストと海洋生物学者2人のドキュメンタリーをウェブサイト上に公開。さらに、今期のリニューアルで装いを新たにした伝説のダイバーウオッチ「Eco-Drive Diver 200m」に込められる深海への熱き挑戦と、ドキュメンタリーのストーリーとをクロスオーバーさせたストーリーテリングを展開しました。2020 年と同じく、クライアント、映像の企画・制作を担当するHISTORY®、協力会社による制作チームでキャンペーンを設計していきました。

(日本語) プロジェクトは、現在でも火星の表面よりも謎に包まれていると言われている「深海(Deep Sea:水深200m以上の海域)」が地球にとってどのような役割を果たしているのかを理解するところからスタートし、キャンペーン・コンセプトを紐解くビジュアル設計/コンテクスト設計から、今回取材対象となったディープダイビングのスペシャリストであるベン・レメナント氏と、深海の環境問題に取り組む海洋生物学者のシャネル・ヴァン・ダイケン氏へのインタビューを交え、世界水準のクオリティを持ったファクチュアル・エンターテインメントとして、ドキュメンタリー・ストーリーテリングの手法を用いた有機的なプロセスで設計をしていきました。

(日本語) 基調となるトーン&マナー、キービジュアル・コンテンツ制作にあたっては、クライアント、HISTORY®、協力会社とのディスカッションを何度も重ね、本プロジェクトの世界観をより深く伝えるためのトータルなクリエイティブ・ディレクションを行なっています。



(日本語) Webサイトのクリエイティブでは、本プロジェクトの持つストーリー性として深海のリアリティを表現するため、深海に潜るダイバーがフィジカルに感じる感覚をサイトのディティールに表現。可視光線の色と波長が深度が深くなるにつれ失われていったり、視覚がぼやけて結像するようなデザインを施し、映像コンテンツと併せて、Webサイトならではのエクペリエンスを仕掛け、「ドキュメンタリー映画を鑑賞している様な体験設計」を強く意識し、ブランドの掲げる世界観や出演する2人のプロフェッショナルたちが立ち向かう環境変化のスケール感をエモーショナルに表現しています。
(日本語) CITIZEN担当者さまからのコメント
環境保全のために各分野で活躍する専門家のストーリーを紹介する、というスケールの大きなキャンペーンのサイト企画・制作をお願いしました。
コロナウイルスの影響で撮影・取材、素材提供スケジュールも流動的で難航しましたが、
イメージソース様はスケジュール調整から掲載商品情報の細かなチェックまで公開に向けてフレキシブルかつ丁寧に対応してくれました。
サイトは企画の規模に負けないインパクトあるビジュアル、デザインに仕上げていただき満足しています。
またデジタル/オンラインを中心としたキャンペーンのため、単なるサイト制作に留まらずキャンペーン全体のあり方などを念頭において提案をいただけるので心強いです。