プロトタイピングを意識的に継続して取り込んでいく実践と実験の場、IMG SRC PROTOTYPES。2017年8月に発表したプロトタイプ「MIXED SIGNAGE」では、Google Tangoを使った虚空間と映像を再生した実空間、
これらを連動させることで生まれる新たなサイネージ体験が可能です。
Google Tangoを使った、サイネージの新しい活用方法を探るためのプロトタイピング。体験を作る上で工夫した点として、実空間への3Dマッピング技術を最大限に生かすため、スマートフォン内で再生されるバーチャルな映像が、風船が部屋の天井にぶつかるなど、現実空間に影響されるように演出した。また、体験者以外の人々も体験の様子を見ることができるので、VRとは違いオープンなコミュニケーションをすることが可能になる。
端末上だと言語が変わる体験や、端末上でしか読めないメッセージを表示したり、アイデア次第で様々な活用方法が考えられます。汎用的に使用できるように、シンプルな体験とシステム設計で作られているため、公共のサイネージやイベントなど媒体的にも様々なシーンに応用できます。