プロトタイピングを意識的に継続して取り込んでいく実践と実験の場、IMG SRC PROTOTYPES。2017年8月に発表したプロトタイプ「HOLOTAMA」では、HoloLensとオリジナルコントローラーによる、新たなインターフェースとオーディオビジュアル体験が可能です。
今回は、音や映像、インタラクションなど、HoloLensの特徴を探り、今後の方向性を定めるアンカーとしてのプロトタイピング。HoloLensを触る中で課題として感じたのは、視野角の小ささとインタラクションの種類の少なさだった。
それらを踏まえて今回試したこと
"距離を置いて可視領域を広げたり視線を集中させたりなど、視野角の小ささを補う表現手法"
"自分たちでコントローラーをつくることで、公式以外の独自のインタラクションを追加"
球体コントローラーをつくるうえで、条件としたこと
"ポジショントラッキングを使わない(VRデバイスとの差異を出すため)"
"ボタンは使わない(実験的なインターフェースを模索するため)"
コントローラーを開発する上で目指した方向性としたこと
"楽器や工具のように、習熟が必要だが、操作自体におもしろみを感じるもの"
"プリミティブな形状をいかしたインターフェース"